照明を選ぶ際の照度設計の意味

高天井用照明の光の特徴

高天井照明には、LED照明と無電極照明がよく比較されやすい。そこで、無電極照明とLED照明の違いは何かを検証します。まず初めに、LEDと無電極の違いで知られているのは、無電極はLEDと比較して直視しても眩しくない。寿命が倍近くある。演色性がRa80以上で高いと言われます。また、LEDは省エネという事で世間一般に知られています。ただ、肝心の明るさや光の特徴に関してはあまり比較されずらい。そこで、当社取扱の無電極とLEDを比較してみたいと思います。

 

壁がある空間 vs 壁のない空間

 

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1.壁などの反射物がない場合の照度(幅20m×奥行20m×高さ8m)
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2.端で壁がある場合の照度(幅20m×奥行20m×高さ8m)
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3.壁に囲まれている場合の照度(幅5m×奥行5m×高さ8m)
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まとめ

上記の結果から、無電極、LEDの両方とも壁などがあった方が光の反射によって床面の照度がUPしてます。いかに照度分布図を細かく作り上げてシュミレーションして行き、全体的な照度を確認した方が良いかが最も重要です。また、建屋、屋外の照度分布図は、出来るだけ精度の高い照度設計を3Dで提案してくれる業者を選ぶ事をお勧めします。

 

照明の選ぶ際の注意点

下記に気を付けたら、照明を設置した際のイメージと違う様な事はなくなります。よく質問やご相談頂いた内容5点です。

1.真上からの分布図だけで判断しない
2.安価なだけで判断しない
3.安易に間引きして台数を減らさない
4.現状の照度から希望照度を伝える
5.デモ機を事前に見て光を確認する

 

1.真上からの分布図だけで判断しない
大手照明メーカーなどが客先に提示する資料では真上からみた場合の照度分布図が殆どです。これにより、確かに真下は明るい照度が保たれます。しかし、人間の目の感じ方は、真下だけがスポットライトの異様に明るくても、天井や壁が暗いと精神的に不安感などに陥ってしまいます。これが何気にストレスになってしまい作業効率低減の原因にもなります。逆に眩しすぎてもストレスになってしまいます。照度分布図は、どの様に光が行き渡っているかを照度数値と、3Dでのフォルスカラー図の両方で確認した方が、より希望の明るさに近づけます。

 

2.安価なだけで判断しない
保証は非常に重要です。照明は機械ですので、壊れる事も御座います。必ずしも、大手メーカー品だから壊れないだろうという事は一切御座いません。万が一、商品が保証期間内に壊れた場合でも、照明器具は高い所に設置しています。交換する為に、手間(時間)と工事費用が掛かります。よくある事ですが、商品を安く購入したのに、壊れた事によって余分な交換費用(商品代+工事代)が掛かってしまったとの聞きます。特に高所作業車を要する照明器具は、長期保証(最低3年以上)でありながら、不具合品からの交換費用もメーカー側で負担して頂ける様な特別な保証内容が付帯してているかも購入前にしっかりと確認しておく事が重要です。但し、各社の特別な保証は、保証対象条件に当てはまっているかは事前確認が必要ですので、しっかりと確認しておきましょう。

 

3.安易に間引きして台数を減らさない
間引く場合は、配光角(110°以上)が広くて、器具光束値が通常設置した場合の照明の1ランク〜2ランク上の明るい商品を選定して間引き設置をオススメ致します。照明は、光が反射できる壁などの距離や、照明同士のピッチ間隔なども考慮する必要が御座いますので、コストを少しでも抑える為にどうしても間引きする場合は、屋外、屋内に限らず空間を忠実に3Dで再現出来る様な照明専門のプロに必ず任せましょう。

 

4.現状の照度から希望照度を伝える
現地調査で、照明業者は現在の照度を測定致します。その照度を基準にして、お客様の希望照度を参考に照明器具の選定を行っていきます。必ず、どの位の明るさにしたいかを伝えましょう。(例:今の明るさの倍くらいの明るさにしたい...。)

 

5.デモ機を事前に見て光を確認する
提案された照明器具は、照明が設置される環境下にいる現場の方々に見て頂き判断をする事をオススメ致します。眩しくないか。暗く感じないか。などを確認しておいた方が、後々現場の作業能率にも関わってくる可能性もあるのでデモ点灯を見る事は非常に重要です。

 

照明機種選定